*かんぽの宿疑惑は徹底追及を。うやむやにしてはいけない。

竹中平蔵
今日の政治討論のテレビ番組をいくつか見たけど、各局「かんぽの宿」売却問題についてはタブー視しているかのように黙殺されている。
このオリックスへの売却問題は、徹底的に追及しなければならないと思っている。
もしかすると物凄い疑獄事件までいきそうだからだ。
この問題の本質は突き詰めると小泉・竹中構造改革の本丸と言われた「郵政民営化が実は一部の政商のための郵政利権化だったかもしれないからだ。
鳩山総務相がこの問題を提起してから、郵政民営化とはなんだったのかと自分なりに調べたりしたが、本質をもっとも鋭く追及し、説いているのが、植草一秀氏のブログ「植草一秀の『知られざる真実』だ。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

このブログで「かんぽの宿」&「4分社化見直し」封殺をもくろむマスゴミ報道規制というエントリーをブックマークした。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-830a.html

マスコミが徹底的に報道規制したのは2005年の郵政選挙の時が記憶に新しい。
郵政民営化反対論者を国賊のように扱い徹底的につるし上げた。
討論すらまともにさせてもらえず、この問題の本質ともいえる郵貯簡保の300兆円が外資に流出する可能性が大きいことを封印した。
ウォール街アメリカの思うがままに最後の砦ともいえる郵貯簡保マネーを差し出した竹中平蔵氏の闇の部分がこのかんぽの宿問題であきらかになるかもしれない。
国会への証人喚問も含めて、竹中氏、オリックスの宮内氏、日本郵政の西川氏を追求しなければならないと思う。
多くの国民は知らないと思うが、現在の日本郵政グループの経営陣、幹部のほとんどは外部からの登用で、日本郵政公社プロパーはないがしろにされていることもこの問題の根幹に関係していると感じている。